「米粉未来展で製品訴求」
【掲載紙】 | 日本食糧新聞 |
【掲載日】 |
2021年4月21日(水) |
製粉機メーカー 西村機械製作所
米粉未来展で製品訴求
需要創造と産業育成へ尽力
米粉製粉機を展開する西村機械製作所は、米粉需要創造と産業育成に尽力し、コメ消費拡大や日本農業振興、地方創生に幅広く貢献している。その技術力プラス、全国各地の米粉活用事例やノウハウ提供など、ソフト面の支援も採用事例増加の要因となっている。
展示会にも積極的に出展。導入先企業・団体の販売支援にもつなげている。21~23日に開催される「ファベックス2021」日本食糧新聞社主催者企画「米粉未来展」を共催。ブースも設置し、自社製品や取組みを紹介するとともに、導入先企業の商品も紹介し、各企業とWebでつなぎPRに励む。同社では、でんぷん損傷が少なく微細製粉が特徴の気流粉砕機「スーパーパウダーミル」を強みとし、パンやスイーツなど新規用途米粉に最適な機器として注目されている。
一方、パンや洋菓子専門店から、米粉を使った新食感商品に対する要望が高まり、卓上サイズ「フェアリーパウダーミル」を開発。企業の商品開発室や研究機関ほか、地元食材を使った6次産業化事例など、多方面から引き合いが寄せられている。中でも、バームクーヘン製造機械の不二商会と取組み、地元産米をその場で製粉し、乾燥工程を経ず生米粉のままバームクーヘンに加工し販売する、6次産業化ビジネスモデルを提案している。