「日本の食品」輸出EXPO
【掲載紙】 | 米麦日報 |
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【掲載日】 | 2018年10月17日(水) |
◎“日本の食品”輸出EXPO、米穀企業・団体が多数出展
グルテンフリー関連商品に海外バイヤー熱視線
第2回「“日本の食品”輸出EXPO」が10日~12日、幕張メッセで開催された。主催はリードエグジビジョンジャパン(株)。JETRO共催、農水省協力。今年は637社(前年約300社)が出展し、各国の海外バイヤーや輸入商社担当者が多数来場した。米穀関連の展示は以下の通り。
〈(株)西村機械製作所〉(併催の6次産業化EXPO)超小型気流式微粉砕機「フェアリーパウダーミル」(FPM-150S型、写真右下)を展示・実演した。小スペースでも設置できるコンパクトサイズが特徴で、米同士が適度な衝突を繰り返す自己粉砕方式。また、粉砕熱による影響を軽減し高品質な米粉が製造できる。今回もバームクーヘン製造機械の(株)不二商会とともにブースを構え、フェアリーパウダーミルで製粉した米粉でのバームクーヘンの調理実演も行った。担当者は「6次産業化EXPOでは農業法人が多く来ている。自社で生産した米を製粉し、米粉を使った最終製品で付加価値を高めたいというニーズが高い。そうした際には小型のフェアリーパウダーミルがマッチする」とし、「不二商会と共同出展しているので、実際に製粉・商品製造の工程までを一貫して見せることができる。農家と付き合いのある業種の方々などにも提案していきたい」と話した。