「米粉製粉機が多数出展、食品も」
【掲載紙】 | 米麦日報 |
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【発行日】 | 2014年03月07日(金) |
【記事の内容】
◎米粉製粉機が多数出展、食品も=フーデックス・米粉パビリオン
<西村機械製作所>乾燥工程は経ない米粉で焼成したパンを提案。米粉は製粉工程の後に乾燥工程を経て、水分値15%程度に調整されて流通している。今回の提案はパン店、レストランなどで、製粉した米粉を経ることなく、パンに使用するもの。同社が日本穀物検定協会に依頼した調査では、乾燥工程を経ない米粉の澱粉損傷率は1%程度に収まったとされる。当日はkomeko50研究会のブースで、その米粉で焼いたフランスパンの試食を実施。材料は玄米粉82%、グルテン18%と塩。加水は通常の米粉への加水よりも減らし、最終的な調整はミキシング中に行った。多くの来場者が足を止め、試食し「美味しい」という声も多い。「多くの導入先を狙う試みではなく、こだわりの米粉パンを作りたい方に導入して頂き、『美味しい米粉パン』として1つでも2つでも定着してほしい。