【出展報告】NOODLE WORLD 2011 第6回ラーメン産業展
2011.11.15
2011年10月19日(水)~10月21日(金)の3日間、パシフィコ横浜にてNOODLE WORLD2011 第6回ラーメン産業展が開催されました。
今回の展示会でも、【米粉パビリオン】と題し、米粉関連企業様と共に、米粉に普及を翌週にPOWREX(米粉ビジネスフェア)を控えていることもあり、機械は置かず、日本各地の米粉と米粉麺の試食を行いました。機械メーカーなのに機械を展示しないというのもどうかと思いましたが・・・
来場者数 | 10月19日(水) | 晴れ | 9,240名 |
10月20日(木) | 曇り | 9,051名 | |
10月21日(金) | 曇り | 7,981名 | |
合計(3日間) | 26,272名 |
当展示会のコンセプトは、「うどん・そば、ラーメン、パスタを提供する店舗に関わるあらゆる商材を扱うメーカー、商社、生産者、加工業者、卸商など約300社が出展する日本最大級の麺に関する総合展」(NOODLE WORLDのHPより)とうい内容のため、米粉麺の試食をしました。今回は2社からご協力いただき、米粉麺を提供しました。
①とーめん(販売元:農業生産法人 有限会社登米ライスサービス)
とーめんのお問い合わせは、こちらまで
http://www.tomerice.com/fs/tomerice/c/tomen
登米ライスサービス殿は、日本でも有数の米どころである登米市にあり(宮城県北)、弊社の気流製粉機スーパーパウダーミルで米粉を作っております。
地元で収穫したブランド米【ひとめぼれ、ささにしき】を地元で米粉にし、更に米粉麺も地元で製造しています。
今年の東日本大震災では、宮城県北部は震度6強~震度7と大変強い揺れがあり、ある程度時間が経った今でも、震災の影響が残っております。登米ライスサービス様でも倉庫が倒れたり、駐車場が陥没したりと大きな被害が出ましたが、地震発生から1週間の3月18日より営業を再開されるなど、ただただその努力には脱帽するばかりです。
さて、肝心の味ですが、米粉麺にありがちな、もちもちとした触感ではなく、どちらかというと腰がしっかりとした麺で、喉越しが非常に良いです。それでいて、お米の香りもする麺であります。また、今回は坦々スープも一緒にご提供いただいたのですが、これが濃口で辛口なのですが、野菜と一緒に食べると非常にバランスが良く美味しい。(今回の展示会では野菜は無かった)試食でも大好評でした。
②鸛の巣(販売元:有限会社 高本農場)
鸛の巣のお問い合わせは、こちらまで
http://store.shopping.yahoo.co.jp/arumama/ko-6h.html
最近の弊社の米粉展示会では、常連とさせていただいております。
兵庫県の朝来市で、米の栽培から米粉麺の製造販売まで行っており、商品名の【鸛の巣】の由来通り、コウノトリを育む農法を基本とする、安全・安心の農作物がコンセプトとなっている会社です。
この米粉麺も米粉100%を使用しており、小麦アレルギーの方でも安心して食することが出来ます。
味は、ツルっとした触感が印象的で、米の甘みが感じられるため、冷やしてさっぱりと頂くのがベターです。
【展示会風景】
写真向かって左側に日本各地の米粉を展示、右側は麺のサンプルと試食です。奥には、最近ではすっかりお馴染(?)となった、萌キャラ【米粉くん】が見えます。
米粉を展示していたら、米粉を販売している会社と良く間違えられました。(苦)
【最後に・・・】
今回、機械メーカーなのに機械を展示しないということで不安はありましたが、登米ライスサービス様、高本農場様の米粉麺の評判も良く、麺のプロが集まる展示会ということもあり、色々と勉強になるお話を頂きました。また、米粉麺に対し、興味を持たれている方が多く、米粉ビジネスはこれからも伸びていくと実感出来る展示会でもありました。
震災の影響もまだまだありますが、東北に負けないよう、より良い米粉を作り、普及させれるよう努力をしていかねばならないと感じます。