2011.11.14

2011年10月26日（水）～28日（金）の3日間秋晴れの中、東京ビックサイトにてPOWREX2011　米粉ビジネスフェアに出展致しました。
今回の展示会は学校給食・病院・福祉食の専門展示会です。
米粉業界全体が給食業界への新しいアプローチとしての展示会となりました。
そしてたくさんの食品関係の企業様、団体、個人も含め弊社ブースに立ち寄り誠にありがとうございました。

今回は新たな試みとして弊社の製粉装置を導入して頂いた。有限会社大幸様とジョイント出展となりました。
今回大幸様で試食及び各米粉の展示を行ってもらいました。
そして試食の目玉として大幸様の新製品、ギャバたっぷりのカレーパスタ！
食べたお客様が驚き、そしてすごくおいしいとたくさんの声を頂き、どこで売っているかと 問い合わせが殺到しました。こちらは米粉フェアをやっているイトーヨーカドー様でも販売しているそうです。
またネットでも販売しており各種米粉も扱っております。

さてカレーパスタですが、
平麺のパスタは米粉の特徴を最大限に生かしたしっかりした麺です。
最近の食品は、消化が良い＝柔らかく、の食品が多いのでは無いでしょうか？
もちろんそれも有りだと思いますが。
食事はやはり噛む事が大事だと思います。
しっかりした噛みごたえがあり、麺なのに歯やあごで食感や弾力を感じる事が出来るんです。
一般的なもっちり感とも違い。もっとしっかりしています。かといって硬すぎず、 炊きたてのご飯を噛んでいる感じです。まず食べた人はこの食感に惹きつけられます。
そしてこの麺にカレーが絶妙。冷めてもおいしいんです。

カレールーには小麦粉を使わず米粉を使って、それでいてスパイシーなダブルで米粉なんです。
そして玄米粉を使っており、機能性の栄養素たっぷり、その米はなんと魚沼産コシヒカリ贅沢じゃありませんか。
ですからこのカレーパスタが予想以上に試食が出てしまい。後で追加をしたというハプニングまで…。
その他に発芽玄米で作ったマカロンや焼きドーナツ、米粉プチパンなどすべてがおいしかったです。通路を埋めてしまうくらいのお客様でした。大変でしたが熱い3日間となりました。

では私たちは何をしていたのか？と言う事ですが、サボっていたわけではありません。
かねてから開発中であった小ロット対応の乾・湿式対応気流粉砕ユニットを発表をしました。
スーパーパウダーミルmini　SPM-R200ユニットは能力～30kg/hr ALLステンレス仕様、操作盤もついてます。
回転数はインバーターで自在に変更。
コンパクトに設計され、それでいて高性能。メカニカルフォルムもかっこ良く。ステンレスシルバーが鈍く光り、機械好きの人にはたまらない一品です。

もちろんお客様も業界関係者も注目度№１でした。

今までは一番小さいタイプでもスーパーパウダーミル　SPM-R290型　能力～100kg/hrでしたので小ロットの対応ができませんでした。
ですから小型のタイプを探していた方には朗報です。
会場でもたくさんの引き合いを頂きました。
また近々ホームページにも詳細をアップします。どんどんと問い合わせください。

そのほかには小袋充填機エヌパックスケールも出展。こちらも堅実に引き合いを頂いております。
やはり少量でも袋詰めにはお客様が困っているようですね。そんなかゆいところに手が届くような、あればほしい機械だと思います。

最後におまけですが
米粉パビリオン中央キッチンステージでは弊社のシェフ兼営業マンの鈴木君が毎日１ステージ米粉簡単クッキングをやりました。これで３年連続です。
今回は大幸様の発芽玄米粉を使った。簡単野菜グラタンを作りました。
とても好評で、試食した人が作り方を詳しく聞かせてほしいと鈴木君に聞いていました。

本来は米粉製粉装置のメーカーですが、調理やプレゼンをしたり、また弊社のお客様の大幸様とジョイントしてカレーパスタを試食してもらったり、本来の仕事とは違うことが多いのですが、実際の消費者目線に立てたり、色々な意見を頂戴したり、時には励まされたり、苦労はありますが、確実に米粉は伸びているとも実感でき、米粉に携わっている色々な人たち、仲間とまた日本の復興のためにも米粉を知ってもらう努力をし、もっと良い米粉を作る努力をしていきたいと
思います。