【記事の内容】

　粉砕機や選別機など粉粒体機器を扱う西村機械製作所（西村卓朗社長）は６月９日、製粉会館2階のこっけん料理研究所（萩田敏所長）で「米粉食品の調理実演と試食会」を開催した。
　協賛はコトブキベーキングマシン、武蔵商会、中国リス食品販売、日本穀物検定協会。当日午前中は萩田敏氏が講師となり、米粉８０％、小麦グルテン２０％配合したピザ、米粉麺で作ったラザニア、小麦粉の代わりに米粉を加えたホワイトソースのグラタン作りを参加者に指導した。
　また講習中は同教室内でスタッフが玄米粉や米粉を使ったパンも制作、参加者は自ら作った料理と共にパンも試食した。
　試食後は萩田氏が米粉の性質について解説。米粉の加工適正、米粉の特性と米粉商品やでんぷん損傷度とパンの比容積の相関性などを資料とともに解説した。また炊飯器で手軽に作れる米粉パンのレシピも公開した。最後に協賛各社が米粉に関する意見交換会を行った。