2010.09.27

2010年9月22日～24日までの3日間 POWREX　米粉ビジネスフェア2010に出展しました。たくさんの方にブースに来て頂き誠に有難うございました。
米粉ビジネスフェアは米粉に携わる色々な立場の会社、団体が集まりました。と言う事は最新の米粉情報が集結したと言う事です。
米粉パンを目の前で焼き上げていい香りがしていたり、米粉の麺の試食など、安心・安全な米粉の管理、分析、もちろん大事な米粉製粉機のブースなど、ハードだけではなくソフトも含め米粉の普及と実際のビジネスモデルとしての情報発信の場になりました。

全体来場者数は

【キッチンステージによる米粉クッキング＆米粉製粉のプレゼン】

弊社では毎日１ステージで玄米粉を使った家庭でも簡単にできる米粉クッキングと米粉製粉機とはのプレゼンを行いました。こちらは東京支店の鈴木君が（家では全く料理しない）特訓の成果を見せステージ上で和風のクレープに挑戦。
米粉100g　抹茶2g　水200cc　を混ぜ、生地を見事に？焼きあげて中に粒あんをいれ上手に巻き上げていました。
もちろん試食をしてもらいたくさんの人においしいと言われ、本人はほっと胸をなで下ろしていました。賛否両論？の和風のクレープでしたが素人の鈴木君でも簡単に作れると言う＝御家庭でも簡単にできる。
と言うのがテーマでしたので、大成功と思います。

また、プレゼンではこちらも手作りのパワーポイント？紙芝居の米粉製粉機とは？と言うテーマで米粉の製粉方法を説明。こちらも以外と好評でした。プレゼン終了後にブースへ来てもう一度見せてください。と言う人もいらっしゃいました。とても解りやすく、なじみやすいなど思わぬ反響に鈴木君も感激していました。

【ブース展示の報告】

展示機

【ええっ？ズームイン朝に？？？】

他社の製粉機メーカーが乾式粉砕に対し、唯一、微砕粒粉でダメージ澱粉損傷率が５％以下の上質な米粉ができる湿式製粉システムと言う事で気流粉砕機スーパーパウダーミルによる湿式製粉システムは注目が集まりました。数社製粉を考えておられる会社から引き合いを頂きました。
　弊社はただ製粉するだけでなく、安心安全な米粉を生産する事を提案しています。
そこで今回は製粉した米粉の異物確認のフルイで新開発したオートフィーダーシフターと高性能金属検出機メタリダーの出展もしました。オートフィーダーシフターはフルイ上部にホッパーが装備されており米粉を入れるとフルイ上に定量供給を自動的に行い、効率のよいシフティングができる装置です。
　メタリダーは実際に会場でデモンストレーションを行いました。
従来の金属検出機より高性能でFe(鉄)=0.2mm～、SUS(ｽﾃﾝﾚｽ)＝0.3mm～の他、シャーペンの折れた芯も反応し除去します。あるお客様よりアルミは取れるかと言う質問に対し、急遽、缶コーヒーのキャップをナイフで削りとり細く小さな切り粉状にした物を投入しました。が見事除去出来ました（というより当たり前なのですが）その時はお客様も素直にすごいと感嘆の声をあげておられました。

今回の展示会では特にメディアの取材が多かったです。普段製粉機械メーカーは裏方の仕事なのでこれほどに注目を受ける事はあまりありませんでした。実際米粉パンや米粉麺を製造しているところやレストランなど華やかに取材され、できた食品のニュースが主でしたが、それが製粉機械メーカーの取材に入ると言う事は｢米粉ってなんだ？｣と米粉の本質へ一歩進んだと言う事ではないでしょうか？
まだ確定ではないのですが（編集でカットされる可能性はあります。）
日本テレビ様ズームイン朝で米粉の特集が組まれるそうです。
下はレポーターの川瀬良子さんと緊張した弊社の大西のやり取りの写真です。
今回は今までの微砕粒粉でダメージ澱粉損傷率が５％以下の上質な米粉にプラスして栄養素を高めた湿式製粉玄米粉の取材でした。
放送日は9月30日7時～8時の間の予定です。是非見てください。

弊社は米粉製粉機メーカーとして自給率の問題や米粉の普及方法や利用方法など、機械の出展にとどまるだけでは無く。より多くの一般の消費者や米粉に興味を抱かれている企業様などに米粉を広く知って頂く為にもっと米粉の可能性を広げたいと思っております。
またJA北九州東部米粉パン工房米っこ様のパンもたくさんの人に御試食頂き、大変好評でありました。米粉の特徴を生かした安心・安全な食品への利用が広がるようにこれからも弊社は米粉の情報発信源となり、自社製粉技術を磨き、研究しよりよい米粉づくりに努力していきたいと思います。